姿勢について~反り腰~

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

前回の猫背に続いて、今回も姿勢について解説していきます。

 

今回は、猫背の次に悩まれてる方が多い反り腰について解説していきます。

 

・反り腰とは?

・反り腰の原因は?

・反り腰のデメリットは?

・反り腰の改善方法

 

この項目に分けて解説していきます。

 

・反り腰とは?

 

本来人間の脊柱は軽くS字に湾曲しています。

 

反り腰はその腰の部分の湾曲が強くなっている状態のことをいいます。

 

反りが強くなることで内臓が正しい位置に収まらず、骨盤が横に開いてしまいます。

 

これは姿勢を保つための「主要姿勢筋」という筋肉が大きく関係してきます。

 

 

主要姿勢筋は4つあります

・頭部を支える首の筋肉

 

・背骨を支える起立筋

 

・太ももの大腿二頭筋

 

・足首のヒラメ筋

 

これらは全て体の背面にある筋肉です。

 

この筋肉は衰えたり、うまく使えなくなってくると、体を支えることが出来なくなります。

 

特に骨盤の後ろと繋がっている筋肉が弱くなると骨盤は前に傾いてしまいます。

 

その結果、体は前に倒れないようにバランスをとろうとするため、腰のあたりで反る姿勢になります。

 

 

・反り腰の原因は?

 

主な原因は4つあります

・筋肉の衰え

・体重の増加

・筋肉の柔軟性の低下

・かかとの高い靴を履く

 

筋肉の衰え

加齢や運動不足による筋肉の衰えが原因の場合、骨盤や姿勢を支える筋肉が弱くなり骨盤が前に傾いてしまいます。

 

筋肉の柔軟性の低下

筋肉の柔軟性が低下することで骨盤周りの筋肉が固くなることで骨盤が前に傾きやすくなります。

体重の増加

急激な体重の増加によりお腹が大きくなると、その分だけ重くなってしまうため立っている姿勢で体が前方に傾いてしまいます。

お腹の重みを支えて前方に傾いた姿勢を正すために、腰を反らせた姿勢になり、結果的に反り腰になってしまいます。

かかとの高い靴を履く

ヒールの高い靴を履くことも、反り腰の原因となります。

 

ヒールを履いた姿勢は「つま先立ちで坂道を下る」状態に近く、前につんのめるような姿勢になります。

 

前に倒れないように体の重心が後ろに傾き、体のバランスを取るため腰を前に出すことで腰が反った姿勢になります。

 

・反り腰のデメリットとは?

 

反り腰によって起こる症状はさまざまです。

・朝起きるときに腰が痛い

・立ち上がったときに腰が痛い

・背中から腰にかけてハリがある

・腰の周りがズーンと重い

・太もも、ふくらはぎが張っている

・お腹だけポッコリ出てくる

などがあります。

 

正しい姿勢で過ごしていても、腰には負担がかかりやすいものです。

 

反り腰の人は本来の姿勢を支える筋肉がうまく働かない状態になっています。

 

・反り腰の改善方法

 

長時間での同じ姿勢は身体にとってストレスになりますので、長時間の同じ姿勢は避けるように1時間に1回は、身体を動かすことをオススメします。

 

姿勢の意識としては、おへそをへこましてお尻を引き締めるようにすると、反り腰が改善されやすくなります。

 

一度鏡で立ち姿勢を確認して、見直してみましょう!

 

反り腰で悩まれてる方は、一度ご相談くださいませ。